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第1回:前置き
第2回:(1)前半
第3回:(1)後半
第4回:(2)前置き
第5回:(2)前半

最終回です。

例によって問題文は第1回を参照。

9.所見
強敵です。「損益管理のあり方」について、アクチュアリーとしての所見を述べます。今年の問題では、「アクチュアリーとして」という文言がありませんでしたが、何故かは分かりません。
何か意味があるのかもしれませんが、とりあえずスルーしておくことにします。

まず、「損益管理」とはどういうことかを考えてみましょう。
そもそも何故損益管理が必要なのかという観点から考えてみると、基本的には「収益性の確保」と「健全性の確保」という2大テーマにいきつくのではないでしょうか?

私は、長期の損害保険商品に対して経済価値ベースの負債評価を損益管理にどう活かすかという観点で考えました。

例えば商品開発面であれば、経済価値ベースで負債認識を行い、料率設定時の料率と現在の経済価値ベースでの負債の額を比較検証することで、料率改定が必要であるかを考えることが可能です。
更に経済価値ベースでの負債評価を行う際には、基本的には年単位や月単位での将来キャッシュフローを組成することになるので、年単位でのトレンドなども見れるかもしれません。
(現実的には難しいでしょうが。。。)

会計面的には、一番大きいのは含み損益の把握でしょうか。
問題文の前提条件にあるように、「損害保険負債および運用資産の前期末から当期末への変化額は損益に反映される。」ということですので、資産の評価額だけでなく負債の評価額も損益に直結することになります。
その場合、長期の損害保険商品は将来の負債を金利で割り引くことになるので、商品の損害率等ではない外的要因によっても負債の価値が変動することになります。この点は、前述の料率改定にも影響するかもしれません。

また、金利以外の前提条件についても損害率や事業費率の設定方法を変えると負債の評価額が大きく変動することになりますので、恣意的な設定を排除するための仕組みなども考える必要があります。
その他にも、そもそもの将来キャッシュフローの計算方法についても前提条件と同様のことが言えると思います。

上記2点、最も簡単に思いつく点だと思います。この他に私が書いたものを1つ紹介。
経済価値ベースの負債評価を行ううえでは将来キャッシュフローを組成する必要があり、これは年単位や月単位で組成するのが一般的です。特に払戻積立金部分については、満期までの期間が決まっているため、解約などを除けばある程度確定的なキャッシュフローの把握が可能です。
また、資産についても国債などは将来キャッシュフローを予測することが可能なものも多いです。

これらをあわせて考えれば、経済価値ベースでのキャッシュフローマッチングも可能なのではないかと考えました。ALM的な発想で、上手くキャッシュフローをコントロールすることで流動性の確保などを効率化し、損益を安定化させることも可能ではないかといったことを書きました。(正しいかは分かりませんが)

この他にも色々あるかと思いますが、「損益管理のあり方」を問われていますので、
・どうあるべきか
・何故そう考えるのか
・そのためにはどうすべきか
・問題や課題があるとすれば何か
などを、考えつつ論理的に自分の意見を書きましょう。

10.まとめ
全体を踏まえてまとめを書きます。ここまでに十分に書ききれなかった点を簡単に補足したりしましょう。あとは「損益管理のあり方」を9.で述べたうえで、アクチュアリーに求められることは何なのかについて書いてまとめは終了と。

 

と、2月20日から書き始めて、途中地震があったりで間が空いたりもしましたが、今回の第6回で終了となります。
どれだけの方が読んでくれているか分かりませんが、これから二次試験で損保を受ける方に少しでも参考になれば幸いです。

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