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昨年9月のCERA試験に合格しました。
色んなところから勉強法を聞かれるので、blogにまとめておこうかと思いました。
これから受験されるからに少しでも参考になれば。
CERAについては⇒コチラ

1.勉強量
時間数は分かりませんが勉強を始めたのは8月のお盆休み後でした。
3~6月は期末決算、6月~7月はM&Aで忙しく8月のお盆休みには勉強を始めたいと思っていたのですが、ASTIN関連研究会の翻訳や年次大会の発表準備でお盆休みは無理でした。
お盆明けから
平日:始業前に1時間、帰りの電車の中、家で1~3時間(退社時間が17~24時とマチマチなので)
休日:5時間ぐらい?
また、試験前1週間は休みをとってました。完全オフではなく1日は出勤になったり、メールの返信とかはしてましたけど。


2.勉強方法
指定テキストによる自主学習。
会社には取得者がSOA正会員の1名(タイ人)の1名のみ。他に受験者もおらず(後からこそっともう1人受けてたことを知りましたが)会社での勉強会は不可。
当然副会長ですからアクチュアリー受験研究会で勉強会が開催されているのは知っていましたが、6月まで繁忙期で他の人と比べて勉強時間がとれない、2か月に1回はCERA勉強会が損保2次試験対策と同じ時間になる、ということでほとんど参加できないので諦めました。


3.使用教材
A.過去問
B.Command verbs
C.フィナンシャルERM(Sweetingの日本語訳版)
D.戦略的リスク管理入門(Lamの日本語訳)
E.会報別冊第247号(IAAのERM報告書の日本語訳)
F.S&P ERMの評価手法
G.Course Note
Q&A BankやSeries X Solustionsは触れていません。そこまでの時間もありませんでした。

以下で各々をどのように使ったか説明します。

A.過去問
アクチュアリー会のWebサイトで日本語訳が入手可能。
現在6年12回分が掲載されていますが、私が使用したのは2013年4月~2015年10月の6回分。
何度も繰り返して、問題を見たら論点が思い浮かぶように訓練しました。
日本のアクチュアリー試験とは試験の出題の仕方、解答の仕方、採点方法も全くことなるので、CERA試験独特の方式に慣れる必要があります。

B.Command verbs
アクチュアリー会のWebサイトで日本語訳が入手可能。
日本語名は『英国アクチュアリー会の準会員および正会員の筆記試験で使用される命令動詞』。
英国のアクチュアリー試験は命令動詞によって記述のレベル感は内容が変わるという特徴があります。
日本語で「記述せよ(Describe)」、「決定せよ(Determine)」、「論じよ(Discuss)」、「説明せよ(Explain)」、「述べよ(State)」等と書かれてもレベル感の違いがよく分からないのですが、各々明確に定義されていますので、その命令動詞に応じた解答を書くことで点を取りやすくなると思います。
私は、日本語で過去問を解く前にまず全ての命令動詞の英語を確認してから解くようにしていました。
本番も最初15分間のReadingタイムで問題を読みつつ、英語での動詞を確認して問題文に書いておきました。

C.フィナンシャルERM(Sweetingの日本語訳版)
おそらくメインテキスト。日本語訳の水準が章によってバラバラで読みにくいのですが、何度も繰り返して読んでいたら慣れてきました。
試験問題の知識問題はこのテキストから出ていることがほとんどだと思います。

D.戦略的リスク管理入門(Lamの日本語訳)
サブテキスト。フィナンシャルERMより読みやすいので、ERMについて理解するにはよい。
ただし、このテキストからの出題はあまりないように思われる。

E.会報別冊第247号(IAAのERM報告書の日本語訳)
アクチュアリー会のWebサイトの会員ページで日本語訳が入手可能。
参考文献。読んでおいた方がいいかもしれないが、必ずしも読まなくてもいいかもしれない。

F.S&P ERMの評価手法
リンク先(PDF)から入手可能。
参考文献。会報別冊第247号と同様の位置づけ。

G.Course Note
ActEdのWebサイトから購入可能。85ポンド。
Lam、Sweeting、Course Note、Q&A Bank等もセットになったCombined Materials Pack(CMP)もあるが、こちらは330ポンド。
LamとSweetingの英語版を読む気がなければCourse Noteだけ買って、後から必要であればQ&A Bank(86ポンド)を買い足してもいいかもしれない。


4.勉強方法
私の勉強法は以下の手順。
(1)過去問をCommand verbsも参考にしつつ一通り読む。
(2)Course Noteを前から順番に読む。その際にCourse NoteのTask listで「Lamのどこどこを読め」「Sweetingのどこどこを読め」と指示されるので、その順番に前述の使用教材のC.~F.を読む。
※Task list最後のQ&A Bankに挑戦しろという箇所だけ飛ばしてます。
(3)Course Noteで参照されている使用教材の箇所に〇、範囲外とされている箇所に×をつける。過去問と見比べると分かるが、Course Noteで範囲外となっている箇所は試験に出ていないと思われる。
(4)C.~F.のテキストの試験範囲の部分のみを読む。
(5)過去問を解く。
(6)(4)と(5)を以下繰り返し。


5.試験当日
試験開始前に問題や解答用紙が配られ電卓のチェックがあります。
CERA試験で使用可能な電卓はアクチュアリー会のWebサイトの試験・研修要領で確認できます。

公式集も配られます。これは試験中に参照することができ、試験後に回収されます。
公式集は試験勉強のために同じものを購入することも可能だそうですが、過去問を解いている中で必要になったケースはほとんどなかったので購入はしませんでした。
また、今回の試験では計算問題は非常に簡単な比例按分計算1問だけでしたので使用することもありませんでした。

試験は英語版の問題とともに2015年の試験から日本語の参考訳が配布されるようになりました。
試験を解く前に15分間のReadingタイムがあります。ここで私は日本語訳の方に英語のCommand verbsを全て転記しました。
英語の方の問題は以降一度も見ることはありませんでした。日本語の参考訳のレベルが非常に高く、日本語訳だけで問題文を理解するのに困ることはありませんでしたし、また英語版を読んでいる余裕もありませんでした。

CERA試験は全て記述ですが、罫線だけの解答用紙が大量に配られます。
専門科目試験の所見の答案をイメージするとよいと思います。問題毎に何枚使うか、全体で何枚使うかも全て自由になっています。

解答は専門科目の所見とは異なり文章で長々と書く必要はありません。基本的に問題に対するポイントを短く簡潔に箇条書きで列挙していくことになります。
1つの解答に対してそれが正しければ0.5点または1点が与えられます。ですので3点問題であれば6個の解答を書くのが基本的な解答です。
3時間書き続けていたとしても全体では時間足りないので、幾つかポイントを書いて思いつくものがなくなったら次の問題に移った方がいと思います。
配点が1点になるポイントもあるそうなので、必ずしも常に配点×2個の解答を挙げる必要はありません。
試験当日は時間たが足りなかったり、覚えていなかったりで大問1.(vii)、大問2.(vi)~(viii)の計13点分はほとんど書けませんでした。もちろん他の箇所も配点に見合った量の解答が書けていない問題もあります。

6.まとめ
非常に勉強時間が短い中で、無理やり詰め込んで受けて何とか合格したという印象です。
他の合格者の話を聞いてもCourse Noteの順番に勉強したという話を全く聞かないので、私の勉強法が万人受けしないかもしれません。

個人的にはSweetingをいきなり読むとよく分からず頭に入ってこなかったのですが、Course Noteでは、Lam⇒Sweeting⇒Course Noteのテキスト⇒Course NoteのQ&Aと同じ内容を繰り返し読むことになるので、理解しやすくなると思います。
Course Noteは英語しかありませんが、非常に簡易な英語だと思いますので、そこそこ英語の文章が読めるぐらいで大丈夫だと思います。
最も普段全く英語を読まないぐらい英語が苦手という方はSweetingの日本語訳で勉強した方が効率的かもしれませんが・・・。

アクチュアリー受験研究会のCERA勉強会に参加していた方の話を聞くと、勉強会でディスカッションをしたのが非常に効果的だったと口を揃えて言われています。
試験問題がテキストからそのままの出題という所謂知識問題が少なく、ほとんどがケーススタディで事例に対する問題・課題・解決策を考えるという出題ですので、色んなバックグラウンドを持った人が集まって議論するというのはこの試験には効果的だと思います。

アクチュアリー受験研究会では2月25日に今年度の試験対策に向けたキックオフを開催し、そこでも数名がCERA試験の合格体験談を話してくれる予定ですし、ほかにもCERA試験合格者が参加しますので、そこでも話を聞いて勉強法を見つけてもらうとよいと思います。


もし、上記以外にご質問等ありましたら、blogへのコメント、Twitterへのリプライ・DM、メール、勉強会等でもお答えしますので、お気軽にご質問ください。
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http://www.fsa.go.jp/news/26/hoken/20150622-1.html

↓パブコメより抜粋
告示において、保険会社が締結する再保険契約のうち一定の要件に該当するものに係る受再保険会社から収受した手数料の一部について、ソルベンシー・マージン比率の計算から除くこととし、併せて、情報開示の観点から、保険業法施行規則別紙様式において、当該再保険契約に係る会計上の影響額を記載するよう措置するもの。

試験対策的には、「未償却出再手数料」という単語と要件あたりはおさえておきましょう。
損保総研レポート第110号(2015年1月)
・国際保険資本規制の動向 ―銀行のバーゼルⅢとの比較を踏まえて―
・米国のサイバー・インシュアランスの動向

前者はICSのベーシックなところがまとまってます。
年次大会でも誰かが解説されるかもしれませんので、それまで待てる方はそれでも十分かと。
なお、本当にベーシックなところなので詳しくは昨年12月のコンサルテーションペーパーを読みましょう。
IAISから昨年12月に公表されたICSのコンサルテーションペーパーに関して、各国の保険会社・保険協会・アクチュアリー会等から寄せられたコメントがまとめて公表されました。

http://iaisweb.org/index.cfm?event=showPage&nodeId=25229

1321ページもあるのでとても読めた分量じゃないのですが・・・。

日本からは損保協会と生保協会がコメントしています。
損保協会のは日本語と英語が併記されたものが協会Web Siteで見ることができるので、そちらをどうぞ。
生保協会は何故か自分のところのWeb Siteでは公表してません。
アクチュアリー受験研究会のキックオフミーティングを開催しました。
私は司会兼損保二次対策の発表を。
損保二次対策で発表した資料を会員ページに掲載していますので、受験生の道具箱からどうぞ。
http://www.fsa.go.jp/news/26/hoken/20150218-2.html

↓ここら辺は2次試験に関係しそうなのでメモ

2.保険業法施行規則及び保険会社向けの総合的な監督指針の改正

  • (1)情報提供義務の導入に伴う規定の整備

    • 商品情報など、顧客が保険加入の適否を判断するに当たって必要な事項を、保険募集に際し、顧客に情報提供すべき事項として規定する。
    • 複数保険会社の商品から比較推奨して販売する場合、上記に加え、「比較可能な商品の概要」、「特定の商品の比較推奨を行う理由」について、情報提供を求める旨を規定する。
  • (2)意向把握義務の導入に伴う規定の整備

    • 保険商品や募集実態に応じた各保険募集人の意向把握を求めるため、具体的な意向把握のプロセスを例示する。

メモ

「保険業法施行規則等の一部を改正する内閣府令(案)」等に対するパブリックコメントの結果等について

http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20130325-1.html

 

 

 

メモ

「自然災害リスクに係る外部調達モデルの構造等に関する調査」報告書の公表について
http://www.fsa.go.jp/common/about/research/20120706.html

内部モデルの承認基準についてまとめられてますので、2次試験の参考になるかも。
長いので4章と5章だけ読むだけでも十分かもです。

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